卒乳・断乳後のおっぱいケア
卒乳、断乳の際赤ちゃんの寝かしつけなどの赤ちゃんとの問題とは他にお母さん自身のおっぱいのケアも悩みのひとつとなる可能性があります。
赤ちゃんのことも大変ですがお母さんのケアも怠らないことがトラブル対策になります。母乳が止まり落ち着くまでしっかりおっぱいケアをしましょう。
卒乳、断乳後の考えられるリスク
乳腺炎になる
おっぱいが張りほどよく搾乳をするのは効果的なのですが、搾乳しすぎると余計に刺激されもっと母乳を出さないと!と<どんどん母乳が作られ逆効果です。そこからガチガチにおっぱいが張り乳腺炎となることがあります。搾乳をせず乳腺に母乳が詰まり残留物がある場合も、詰まった残留物に細菌が増え炎症を起こし乳腺炎になることもあります。
しこりになる
卒乳、断乳後のしこりの原因は古い母乳です。乳カスが残ってしまい固まってしまいます。そこから乳腺炎にも繋がります。
基本的には残った母乳も体内に吸収されるのですが、ケアをしないとそれでも残った母乳が詰まるので注意しましょう。
2人目のときに母乳が出にくくなる
母乳の乳カスが乳腺に詰まったままになると、次母乳をあげるというときに乳腺が通りにくくなり出にくくなります。
おっぱいケア
おにぎり搾り
おにぎりを握るように両手の手のひらで包みこむようにおっぱいを持ち、外側から内側に搾乳します。大きめのおにぎりを作る感覚です。
一日1回から2回、お風呂あがりや張って痛さに我慢できないときに痛さや固さが少しおさまるぐらいになるまで絞りましょう。
おっぱいを冷やす
ペパーミント冷湿布が効果的です。洗面器に冷水とペパーミントの精液を、6滴ほど垂らし、そこにおしぼりを浸します。軽く絞り張りが強いときや母乳の分泌が多いときにおっぱい全体にかぶせて冷やします。
保冷剤や氷まくらなどをタオルで巻いておっぱいにあてて冷やすだけでも簡単にケアできます。
食事のバランス
カロリーの高いものや脂質の多いものは母乳の分泌が増え乳腺炎になる原因にもなります。
水分を取りすぎるのも分泌を良くしてしまい、アルコールの解禁も血流が良くなり分泌を良くしてしまうので母乳の分泌が治まるまで待ちましょう。
乳腺の詰まりをとる
おっぱいを片手で持ち、もう片方の手の親指と人差し指で乳輪の境目に直角に当て軽く押し込みます。
指先で絞るように優しくひっぱります。角度を変え左右の乳首で2〜3回ずつひっぱり、柔らかくなればもみほぐします。
おかしいと感じたら
自分でのケアが心配な方や中々痛さやしこり、張りがひかない方は母乳外来をしている産婦人科もありますので受診することをお勧めします。
参考
関連するSNSのコメント